通風とは
通風、歯槽膿漏、歯肉炎……最近よく効くようになった言葉ですが、どこがどう違うのかというと、ご存じない方が多いのではないでしょうか?
名前からは、「歯」とついているから歯の病気ということくらいしかわかりませんよね。
そこで、この三つは具体的にどんな症状を指すのか調べてみました。
まず、「歯肉炎」はその名の通り歯肉(歯茎)の炎症のことを指します。ここで気をつけたいのは、「歯肉炎」と言った場合には歯肉の炎症のみを指すことです。
もし症状が進行し、他の部分まで炎症が広がっている場合などは歯肉炎とは言いません。
歯肉炎があごの骨まで到達してしまった場合は「歯槽膿漏」といいます。
歯磨き粉のCMなどでよく聞く言葉ですが、実はそんな恐ろしい意味だったんですね。
現在では「歯周炎」とも呼ばれ、こちらの言い方のほうが主流になっています。
ちなみに「通風」とは、プラーク(歯垢、歯の汚れであり細菌の温床)が原因となって起こる歯の周りの病気全般を指します。
ですので、通風の中に歯肉炎も歯槽膿漏(歯周炎)も含まれることになります。